「7色客船」　カリスマカラー色鉛筆　KMKケント紙　ラッカー塗料　　30x90cm

「7色ハウス3」　カリスマカラー色鉛筆　KMKケント紙　ラッカー塗料　　36.4x25.7cm

「7色MIKASA」 カリスマカラー色鉛筆　KMKケント紙 17.6x28cm

「7色ハウス4」 カリスマカラー色鉛筆　KMKケント紙



「リアルな作品」とは何か。これは大西が作品を制作する上でのテーマである。
では、一体作品におけるリアルとはどのような概念なのか。
そもそもリアルという概念については大西はそれぞれの解釈や価値観を持っており、それはリアルについての共通概念の数よりも遥かに膨大であるように思う。
その一つ一つに作品を通じて紐解いていくことは可能ではあるが、それぞれの作品に共感することの出来る観覧者は少数に限られてしまう。
近年の作品制作においては、大西が考える「リアルな作品」とはこうであると提示するものではありません。
観覧者がそれぞれのリアルに対しての解釈や価値観を導き出すことの出来る作品が「リアルな作品」であると考えています。
近作においては、観覧者にとってその作品がリアルかどうか、という感覚はそのモチーフに対してそもそものイメージや先入観を作品によって崩されることによって、
初めて生まれるのではないかと仮定しています。
大西は、これらの考えをもとに、形態や色彩などの様々な観点から大胆な操作を加えることによってモチーフの持つ本当のリアルを導き出そうと考えた。
今回は七色の色鉛筆だけで表現した、「七色シリーズ」
前回の個展から更に進化し3D七色戦艦が登場する。
一見プラモデル？と見間違える作品に度肝を抜かれることでしょう。
この機会に是非高覧賜りますようお願い申し上げます。